自然光で節電?

A. 自然光を有効に採り入れることで、2~10%の節電につながります。

天窓はなぜ明るいか?

A. 天窓(トップライト)が明るいのは、天空光をふんだんに採り入れるからです。

 

 

自然光(昼光)は、直射光、天空光、反射光からなります。天空光(空の明るさ)は、直射光と違って方向性がなく均一で、安定した採光を得られます。
室内を明るく照らす天空光を採り込めば、曇りの日でも日中に照明が必要ありません。

自然光で十分な明るさを得るためには、昼光率5%※以上が目安です。天窓(トップライト)の総面積を照らしたい床面積の10%程度としてください。曇りの日でも読書ができる程度の明るさが得られます。

軒先の天窓(トップライト)は開放感や眺望を与え、建物中央部の天窓は暗い部分を効果的に照らし、広々とした感じを与えます。

高所への天窓(トップライト)設置では、1m 高くなるごとに光の強さが約半分になると考えてください。

※ 昼光率とは? 
屋外の天空照度と室内テーブル面などの照度を比較した比率です。2%以下になると室内が薄暗く感じられ照明が必要となります。