機能についての質問

VELUX Daylight Visualizerの空間シミュレーションは正確な自然光シミュレーションを行う上で、効果的で簡単に操作ができるツールです。ただし、作り出せる形状の自由度には限りがあります。
いいえ、簡単な操作方法と分かりやすいワークフローによって自然光導入に興味のあるどなたにでも使えるソフトになっています。
いいえ、水平線と鉛直線のみの作図となります。その他複雑な形状については3Dモデルのインポート機能を利用することで可能となります。
赤いアイコンはその対象となる窓などが設置不能な場所にあることを意味します。(カメラが対象とする部屋の外にあるとき、カメラは赤くなります。この場合、出力画像に室内は表れません。)
仕上げ面選択 「surface texture」 では床面の選択 「floor」 でのみ選択肢以外の素材が使用可能です。「user defined」 を選択すれば、あらゆるjpegイメージを床の仕上げとして利用できます。
「元に戻す」 機能はありません。
インポート機能により希望の家具3Dモデルを使用することが可能です。ただし、インポートした3DモデルをVELUX Daylight Visualizerの家具選択 「furniture」 に加えることはできません。
はい。 DWG、DXF、SKP、OBJフォーマットの3Dモデルがインポートできます。

上記フォーマットによる3Dモデルに対応するCADアプリケーションを以下にご紹介します。 
Autodesk AutoCAD
Autodesk Revit
Graphisoft ArchiCAD
Sketchup
プロジェクトの内容はファイル 「file」 からプロパティ 「properties」 を選択すると確認できます。また、このプロパティ 「properties」 は保存と印刷ができます。 ただし、プロジェクトのプロパティ 「properties」 はVELUX Daylight Visualizerで作図された部分のみ記録されます。
昼光率分布の画像を出力するためには、画像出力の設定 「Render」にて左下の画像タイプ選択 「Render type」 で昼光率 「Daylight Factor」 を選び、画像を出力します。

平均昼光率は、出力した画像上で左クリック(囲み選択)することで、選択した任意のエリアごとに求めることができます。

設定についての質問

必要なシステム構成は以下のようになります。
 
Microsoft Windows XP以降、Mac OSX 10.6以降
256 MB RAM 以上
50 MB 以上のハードディスク空き容量
Intel Pentium 4 又はAMD
1024x768 以上の画面解像度
バージョン2.6.0以降、Mac版のダウンロードも利用できます。
1、上部のメニューからWindowsでは「Edit」から、Macでは「File」から>「Preferences..(オプション)」を開きます。
2、ポップアップ上部の「Please select a program language from the list(言語を選択ください)」で「Japanese」を選択。
3、「OK」

再起動すると変更が反映されます。
窓などガラス部分は単層レイヤーのポリゴンにする必要があります。ガラスの可視光透過プロパティ-はポリゴン自体に記録されます。
VELUX Daylight Visualizerは建築設計、施工や教育の分野におけるプロの方を対象に製作されたソフトです。

アニメーションを出力する時間はイメージ解像度の大きさに大きく左右されます。(映写秒数 「seconds」 x1秒当たりのコマ数 「frames per second」)
もし、1コマの出力に2分かかる画像の解像度設定で150コマ(映写時間10秒 「second」 x 1秒当たり15コマ 「frames per second」)出力すると、5時間かかる計算となります。
・モデルがポリゴンのみで構成されている
・モデルのポリゴンが全て多角形化されている(ことが望ましい)
・ポリゴン同士が隙間なく接合されている(光がもれないように)
・各ポリゴンに正しい部材や仕上げ情報が反映されている(例: 壁、床、天井…)
・各々独立した部材が適切に名称付けされている
・間仕切りや建具など室内のガラス部材には「solid glass」を使用してください。2層のポリゴンで構成されたモデルは2層のガラスとして表現されます。
・全ての開口部にガラスが入っていることが重要(開口部にガラスが入っていないと正常に計算しないため、出力画像が得られません。素通しの開口は透過率 「transmittance」 100%、屈折指数 「refraction index」 1.0.)